細く長く、そしてまだ実らない(笑)
1年ぶりにこのblogを見て、おもしろいこと書いてるやん、と思いました。
他人のblogのような言いっぷり。
2017年から、誰にも知らせず、間に年単位のブランクがありながら続けているよ。
思ったことを何でもいいから書くという場としてちょうどいいから使おう。
棚の奥で見つけた筆箱、まだ使えるやん、なリサイクルマインドで。
今は朝10:30、夕べ11時に一緒に寝たinoは、まだ寝ています。
老人は長く寝ていられない神話を、ぶっ壊し続ける69歳です。
12時過ぎにお友達夫婦が来て、キッチンカーの改装をinoが手伝います。
パン屋の彼女が、窯でピザを焼いてくれるのをランチにします。
山の上の宿の女将が竹林のしいたけを採りに来るのでご一緒に。
この女将の嗅覚はすごくて、
初めて隠居カフェHさんがうちに来る時とか
おもてなしスペースを作り終わった瞬間とか、今回とか
スペシャルな瞬間に立ち会います。沖縄DNAでしょうか?
今日はピザ試作ですが、隠居Hさんもうちの庭で、七輪で
ケーキを試作していきました。試作歓迎の森です。
相変わらず、水道もなくトイレは掘ってて、時間長者です。
大きなけんかを数週間前にして、以後仲良しです。
inoは注文を受けて大工をしようか状態で
nahoは6年目にして植物に手をかけようとしています。
春はすてきだし、二人と一匹の暮らしは楽しいです。
だんご屋いなほ、始まるまで
今のところ、店員Hはだんごが食べたいだけ、
Kちゃんはだんごを作れといわれているだけなので実質、
店長にあたるのはこれを書いているNということになりそう。
Nは、自他共に認める最強ツールを備えている。
その名は縁・運・勘。
2006年から人生を共にしているこの相棒についてはこちらに。
https://note.com/inaho829/n/n92d9213a3fe4
今回のだんご屋スタートにも、縁運勘が炸裂した。
3月の誕生日に店員H、「将来の夢はだんご屋」宣言する
→バイト仲間のKちゃんが「あんこ炊いたけどいる?」
→翌日、NHKFMであんこ特集
→コロナにより、バイトが4~6月、自宅待機になる
→翌々日、店やらないかオファー。Kちゃん即スカウト
→東京赴任から戻った友「自宅の蔵から食器が山ほど出てきた」
→彼女から、菓子製造許可のある建物シェアしてもらうことに
→彼女のおじさんから有機小豆、my地主さんから米粉仕入れ決定
などなど。
だんご屋いなほの在り方
関わる人間のイニシャルがN、H、Kだと気づいたことから
「教育に良くないだんご屋」というコンセプトを思いつく。
まず、計画性がなさすぎる。やってみない?→んじゃやろっかなー、が起源で
開店準備に、かけるのはほんの数時間。
掃除して、机を動かして、控えめに手書きののれんを出す。
次に、算数が欠けすぎている。初期投資も家賃も0円で
今のところ、どんな足し算も掛け算もしていない。
だんご担当のKちゃんには「作った分、言い値で買うから」と口約束。
inahoは頼んだ相手には絶対に支払う。支払われない悲しさを知っておるため。
開店日時も、用意する本数も、4月19日、30本くらい、と決めてはあるけど
だんご次第=Kちゃん次第。
あと、社会がダメですね。
心の平和を乱すお客さんが来たら、心のシャッターどころか
急に用事を思いついて店のシャッター閉めそうだし
自慢とか愚痴とか始められたら、耳が遠くなる&遠い目をしそうだし。
お客さんの期待よりも自分たちの快適な時間空間を大事にしたいです
以上、店員1のNの場合。
店員2のHは店の奥スペースでギターかドラムを気の済むまで練習してて
時々だんごを食べる。パンダか。笹だんごか。
算数と社会なしに店が成り立つかという愉快な社会実験として
だんご屋いなほ、4月19日開店!
・・・Kちゃん、30本作れんのかな?
無理なら10本で(笑)。
良い子のみんな、ちゃんと勉強して、いい会社に入るんだよ!
(説得力0)
だんご屋をひらきます
大震災では東北だったけれど、今は世界中がコロナに飲まれそう。
私に来た余波:バイトの予定が4月~6月、白紙になる。
つまり、無職だ。
相方inoは基本的に無収入だから、これはピンチ!
…なはず。焦りなさい心配なさいと自分に言うも、心従わずしかたなし。
その日会った何人かに、無職ニュースを伝えましたら
その翌々日、シャンビ・ザ・グレート(日本人)が我が家に来た。
「二人でカフェやんない?駅前の物件、家賃いらないからてきとーに。」
なんとおいしい話!
…なはずが。心動かず。数件先にカフェあるし、コーヒー達人だらけだし。
あれ、3月にinoが「将来の夢は秘境でだんご屋です」って宣言したっけ。
ためしに言ってみた。
「だんごとお茶、ならやる」
オッケーが出てしまいました。
店の中でシャンビ所有のアンティーク家具を置いて
留守番がてら店先でだんご屋、の方向で。
A&A(あんこ&アンティーク)のサブタイトルが浮かびました。
数件先の治外法権な本屋はB&B(本とビール)なので。
近くのカフェは手作り小物も置いているのでC&C(カフェとクラフト)とか。
うちはD&D(だんご&ドラム)、inoが店の奥でドラム練習したり
私が右脳英語講座もやってE&E(英語と、何?)とかね、あはは。
こういう急でとっぴな盛り上がりはたいてい、話だけで終わりますが
流れに身を任せてちょいと竿でこいでみると実現してしまうのが
この町のおもしろい(怖い)ところ。
だんご屋いなほ、4月19日オープン予定!たぶんね!
inaho初CD「みのるかな」頂いた感想・1
早速片道30分のドライブ中に聴きました!
なんて優しい
なんだか、笑うことができなくなった固まったほっぺたの筋肉が、雪解けのようにとかされたみたい
そんな色々を乗り越えたら、いのさんみたいに優しい人になれるのかなあと、未来が楽しみになりました。
世の中、優しいと称する歌はたくさんあるけど、それはお菓子に例えるなら白砂糖や人工甘味料のような、甘さを押しつけてくるようだけど、イナホの歌は、黒糖みたいなほろほろ優しい自然で本当の甘さ。
人の声が二人からむのっていいですね。
聴けてよかったです。
奈良、女性。
平成の迷文句
AさんがCDを買いたいと言うので
迷いつつも渡したら目の前で聴き始め。
音が出た瞬間から、Bさんと共に批評大会が始まりました。
「リズムの枠にとらわれすぎて」云々
「こんな昭和な音楽やってる人、いまだにいるんだ。
『おっさんロマンチック歌謡』って感じかな」 云々
「パンを焼いてきたよ」と差し出したら、
切り刻んで薬品をかけて成分を分析し始める、ような。
食べないんだ、味わわないんだ。
音楽を作った男の子は、顔を真っ赤にして聞いていました。
普段は誰にでも、損しても、ニコニコしている彼が
「Aさん大嫌い!Bさんも大嫌い!」
大きな声で2回、そう言いました。
彼を大好きな私は、2人からCDを奪ってお金を返し
「もういいよ。これは彼らの文化だから。
優しくて楽しい所に帰ろう」と頭をなでました。
あなたが音楽に込めるものは、彼らがどう切り刻んでも見つからないよ。
森に帰ろう。
難しくて厳しいのが社会の言葉なら、ますます社会から離れよう。
平成最後に聞いた67才男子の「大嫌い!」
ズシンと来たのでありました。
inahoのCDができたであります
縁式会社いらま音泉、商品のご案内です!
(友人知人、誰にも存在を知らせていないこのblogで宣伝する
のはこれ如何に??→記録です。)
2019年3月21日にできあがった
活動5年目のinaho初のCD「みのるほど」。
1枚1000円(郵送は+200円)です。
曲作り、約30の楽器演奏、ミキシング、
もっと言えばスタジオ建設から担当のino
ジャケット絵は那須の画伯・大平夏澄のオリジナル
(inahoが宇宙に飛び出していく様子、だそう)
ライナーノーツはnaho、です。
副作用として、聞いた後の勤労意欲とか闘争心など
下がる場合がありますのでご注意ください。
世界各地での、ライブ依頼もお待ちしています。
(誰にも知られていないこのblogで…(以下略))
inaho829@outlook.jp